深大寺散歩
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むさし野深大寺窯
深大寺城趾
深大寺城趾@今もほぼ完全な形で残る空堀と土塁
 深大寺城趾は16世紀前半、南関東を舞台に繰り広げられた小田原北条氏(後北条氏)と上杉氏の攻防の中で、扇谷上杉氏が築造した戦国時代の城館跡です。1524年に北条氏綱に江戸城を奪われた扇谷上杉朝興は、江戸城奪回の長年の夢を果たせず、1537年4月に河越城で病死しました。わずか13歳で家督を継いだ息子の朝定は、父の意志を継ぎ、江戸城を奪回するための前進基地として、多摩川を挟んで北条方の小沢城に対峙する深大寺の地にあった「ふるき郭(古城)」を数ヶ月で再興しました。しかし同年7月、氏綱は深大寺城を攻めずに朝定が居城する河越城を直接攻めたため、そのまま廃城となりました。
 
 関東の城館跡の多くが小田原北条氏によって手が加えらてれいるのに対し、深大寺城趾は北条方による改変を受けず。扇谷上杉氏系の築城技術を残す希少な城跡として考えられ、また関東における戦国大名や城郭の変遷を知るうえでも貴重なことから、平成19年に国の史跡に指定されました。
 深大寺城は3つの郭が直線上に配置された連郭式縄張りの中世城郭ですが、都市近郊にありながら腰郭、土塁、空堀などの遺構が良好な形で残っており、城郭の大部分は都立植物公園の分園、水生植物園として城跡を保存しながら整備・公開されています。
 
深大寺城趾A
発掘された城の柱跡に石が置かれています。
水生植物園(都立神代植物公園分園)
水生植物園@花菖蒲田
 水生植物園は本園である都立神代植物公園と深大寺を挟んだ位置にあります。整備もまだ不完全といえますが、そのため深大寺の昔ながらの湿地をうまく表現されているとも言えます。
 園内は木道で整備され湿地の上を歩いて回ることができます。5月下旬頃から梅雨時期にかけて、花菖蒲田では花菖蒲が無数に咲き乱れ、見ごろになります。この時期は紫陽花も見ごろになり、カメラを構えた人たちが多く訪れます。
 
 施設としては何もありませんが、自然を楽しむ場所としては深大寺周辺では随一と言えます。よく見ると水辺には蛙や亀、ドジョウやザリガニなどの水棲生物もみることができます。またそれを食べに来るサギなどの水鳥がよく姿を現します。
 新宿からわずか20分程度の場所にこれだけの自然があるところはほかに無いでしょう。土日でもあまり人の訪れる場所ではないので、ゆっくり武蔵野の自然を満喫されたい方には是非おすすめ致します。
 
水生植物園A 木々に囲まれた湿地は真夏でも涼やか
水生植物園Bそば畑
 水棲植物園の丘をあがると、深大寺城趾の広場が広がっています。その一角には深大寺小学校の生徒が植えたそば畑があります。毎年6月頃と9月頃が花の見頃になります。残念ながらこのお蕎麦は一般の人の口にはいることはありません。育てている深大寺小学校の生徒に地元お蕎麦屋さんが手打ちそばをふるまっています。
 
深大寺周辺地図


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