トップページ > web陶芸「深大寺土鈴ができるまで(手びねり)」
深大寺土鈴は昭和32年創業当時から製法がほとんど変わらず、音の良い土鈴として土鈴愛好家の方を中心に好評を頂いております。 深大寺土鈴は主に「手びねり」、「型作り」によって制作されます。 このページでは「だるま土鈴」を例に手びねりによる土鈴の製作工程をご紹介します。 |
粘土を小分けにする粘土を練り、適当な大きさのかたまりを二つ、小さな玉をひとつ作ります。小さな玉は土鈴の中の玉になるので、くっつかないように通常は事前に作り、乾燥させておきます |
手びねり二つの粘土のかたまりをひねりお椀形を二つ作ります。できたお椀に小さな玉を入れ二つを隙間無く合わせていきます。 |
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合わせたつなぎ目をヘラでなめし、形を整え完成となります。 |
穴開けできた土鈴の元を一日乾燥させ、半がわきにした後、穴を開けて完成となります。 できた土鈴は3日から一週間くらい、乾燥させて約900度の窯で焼き上げます。 |
絵付け焼き上がった素焼きにアクリル絵の具で色を付けていきます。 |
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だるまの顔は描き手によって、いろいろな表情が生まれます。最後にひもを付け完成となります。 完成した土鈴は当店店頭で販売される他、深大寺でも授与されています。 |