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web陶芸「ハト笛の作り方」
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当店オリジナルのハト笛の作り方をご紹介致します。

陶器の笛といえば世界中で大昔からオカリナのようなものが作られてきました。当店の笛はとても単純な構造でオカリナの原型と呼べる物かもしれません。

ハトやふくろうの型を使って作る笛は「ホーホー」と独特の音色を奏で、お子様にも人気です。

誰でもでも簡単にできるので陶芸教室などに通っている方はどうぞ参考にしてみてください。

STEP1

型抜き

「石膏型を使用しハトやふくろうの形を作ります。

中の空洞が広いと低い音、狭いと高い音になります。

手びねりで作る場合は新聞紙などを丸めて空洞を作り好きな形をひねり出すとよいでしょう。ただし新聞紙が詰まっていると試し吹きが出来ないので形が出来たら一度穴を開け、新聞紙は取り出しましょう。

「深大寺土鈴の作り方(応用編)」を参考に形を作ると中の空洞が大きく低い音を鳴らすことが出来ます。

型抜き@ 型抜きA
型抜きB 型抜きC
矢印↓  
STEP2

吹き口作り

出来た形に竹べらで吹き口を作ります。

ハト笛作りの最大の山場です。生地はちょっと半乾きにしておくと形成がしやすくなります。

吹き口作り@ 吹き口作りA

正確な吹き口を作るときれいな音が鳴ります。市販の笛等を参考にすると良いです。

粘土のうちに何度も試し吹きをして調整していきます。

構造図 吹き口の断面
矢印↓  
STEP3

完成

出来た生地は素焼きや本焼きをしてもいい音が鳴り続けます。

色々な形や音色の笛を作ってみましょう。

完成品@ 完成品A

陶芸体験,陶磁器,土鈴,楽焼,「むさし野深大寺窯」

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